その中で見つけた、ハーバード大学の博士学生向けのキャリア支援資料がすさまじく充実していたので、共有します。
・アカデミックな職業の概要
・採択されたフェローシップ提案書とフェローシップ経歴書の見本
・学生と教員のアドバイス関係を最大限に活用する方法
・博士論文のテーマ決定から締め切りに間に合わせるためのポイント
・博士論文を書籍として出版のための方法
・大学等での仕事を獲得するための面接のポイント
・モデルとなる履歴書、履歴書、カバーレターの例
などが惜しげもなく、200ページ以上にわたって公開されています。
この資料はざっと読んでみたのですが、日本で博士課程を過ごす上でも非常に役立つと思いました。英語の勉強にもなります。
また、Natureが世界の5700人もの(理系の)博士課程学生に対して行った調査では、博士課程学生が直面する課題などが列挙されており、これも参考になります。
『好きすぎてつらい博士課程』
研究や博士課程について学べる有償の書籍では、下記のようなものがあります。
両方読んだのですが、本当に役立ちました。
・研究はそもそも「不確実なもの」ではあるけれど、そのマネジメントを放棄してしまうのは誰のためにもならない
・研究を「勉強」と峻別し、仕事として捉えて、戦略をもって進めていく
・研究を育てるための方法論や先人の経験を学ぶとともに、自分をコントロールする必要がある
・仕事の効率を上げるソフトウェア等も積極的に活用すべき
ということを学びました。
(ソフトウェアでいうと、学士・修士のころは知らなかったMendeleyというものがあります。
無料の文献管理ソフトで、非常に便利です。
東京大学が、その使い方の資料を公開しています)
こうした経験は、研究を支援する職員(研究支援者)としての仕事にも役立ちそうです。
COVID-19の影響で、今後の社会が見通しにくくなっていますが、そのような中でも(研究支援者としての道の傍らではありますが)学問の道をコツコツ進んでいきたいと思います。
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