寄付者満足度を高めたい!と思うファンドレイジング(寄付募集)関係者におすすめしたい本や報告書などをまとめていきます。
寄付研究についてのおすすめ書籍はこちら。
・ファンドレイジング関連書籍
まずは、日本ファンドレイジング協会が発行している『寄付白書』。寄付をする方々はどんな方々なのか、を理解することが寄付者満足を実現するための最初の仕事だと思います。
このブログでは寄付者というステークホルダーに絞っていますが、非営利組織は多様なステークホルダーの満足・幸福を実現し続けるべき存在です。
顧客志向性の高い組織運営を行う上で、自信を持っておすすめできるのは、長浜先生の下記書籍です。
長浜先生とともに、NPOサポートセンターさんの「NPOマーケティングプログラム」に関わらせて頂いたのは、本当に幸運でした。
・制約理論(Theory of Constraints=TOC)関連書籍
寄付者は、寄付先の事業が成功することを願っているはず。
全体最適のマネジメント理論としても知られるTOCは、非営利組織における希少なリソース(資金・代表の時間・専門スキル等)をどう使えば最大の成果が上がるか、を理論的に教えてくれます。
まずは、コミック版で、TOCとは何かを理解いただくのが手っ取り早いと思います。
次に、どのような思考プロセスを踏むべきかを下記書籍で学ぶのがおすすめです。
また、私が2014年くらいからTOCをファンドレイジングに応用した事例は、下記ページで講演動画が公開されていますので、よければご覧ください。
https://www.tocclub.net/20190704_ips.html
Monthly Report on Charity/Philanthropy Research 寄付研究の月報です。 寄付を、経営科学の観点から考えてみよう!というブログです。 Interested in charitable giving, philanthropic giving, altruism, social marketing, behavioral economics and management science.
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『日本の寄付を科学する 利他のアカデミア入門』の執筆に参加しました
坂本治也先生編著『日本の寄付を科学する 利他のアカデミア入門』のうち、2つの章を執筆しました。 2023年12月8日が出版予定日です。11月27日現在、下記のとおりAmazonから現在予約できる状態になっています。 私は、 第10章 分野によって寄付行動に違いがあるのはなぜか? ...
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academist Prizeでの発信 をスタートしてからはブログ更新をacademistの方に移行していましたが、今回は重要な資料が発行されたので、研究ブログの方でアップします。 『拡張する研究開発エコシステム 研究資金・人材・インフラ・情報循環の変革に乗り出すアントレプレナー...
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坂本治也先生編著『日本の寄付を科学する 利他のアカデミア入門』のうち、2つの章を執筆しました。 2023年12月8日が出版予定日です。11月27日現在、下記のとおりAmazonから現在予約できる状態になっています。 私は、 第10章 分野によって寄付行動に違いがあるのはなぜか? ...
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例年に続いて2023年にも担当する「再生医療とファンドレイジング」という授業の参考文献リストです。(以前のものからアップデートしました) 京都大学医学部の方々向け授業ということで、つまりは医療従事者や医学研究者を目指す方々向けにファンドレイジングについてお話しをさせていただくこと...